“C・ロナウド流”の食事メニュー導入で波風? ユナイテッドの“内部事情”に英注目
ロナウドの要望で“ストイック”な食事メニューに、内部から“反対の声”と現地指摘
イングランド・プレミアリーグのマンチェスター・ユナイテッドに今季から復帰したポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドが、意外なところでクラブ内に波風を立てているという。英紙「ザ・サン」は、ロナウドが食事の管理を始めたと報じた。
ロナウドは2003年から09年までユナイテッドに所属し、その後スペインの強豪レアル・マドリードで世界最高峰のストライカーという評価を確立。その後、3シーズンに渡ってイタリア・セリエAの名門ユベントスでプレーして今季に復帰した。
そのロナウドは、チームトレーニングとは別に徹底したフィジカルトレーニングを積むなどストイックなプロ意識の持ち主として知られる。そして、その意識はユナイテッドのチームシェフに自身と同じ食事メニューを出すよう要求するに至ったとした。
その中身は「食卓に炭酸飲料を置かず、タンパク質と炭水化物に細心の注意を払い、金曜日のプリンは食べないというガイドラインを決めた」というもの。さらには、卵とタラを使ったポルトガル料理のバカルフもそこに加わったという。
一方で、同紙ではクラブ内の情報筋から「クリスティアーノは、ハムや卵などのたんぱく質が大好きだ。この食事は彼にとっては素晴らしいものだが、私たちは全く好みではない」という反対の声があると報じた。
アスリートにとって食事は非常に大切なものだが、1人の人間としては好みや考え方が大きく分かれるものでもある。ロナウドの強いプロ意識が、クラブ内でどのような影響を与えるのか注目される。
(FOOTBALL ZONE編集部)
page 1/1