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イタリアとアルゼンチンが来年6月に激突! 欧州&南米の“大陸王者”が戦う新大会発足
UEFAとCONMEBOLが共同発表、開催地は未定
欧州サッカー連盟(UEFA)と南米サッカー連盟(CONMEBOL)は28日、来年6月に双方の大陸王者であるイタリアとアルゼンチンが対戦すると共同発表した。
本来は昨年開催予定だったが、新型コロナウイルスの影響で今年に延期開催された欧州選手権(EURO)の覇者イタリアと、今年の南米選手権(コパ・アメリカ)の覇者アルゼンチンが、開催地は未定であるものの来年6月のインターナショナルマッチデーの期間中に対戦するという。
両連盟の発表では、これは女子サッカー、フットサル、ユースサッカーのカテゴリー、審判員の交流、技術トレーニングプログラムなどが含まれる協力関係を拡大する一環で、少なくともこれから3回は大陸王者による対戦を実施。ロンドンに共同事務所を構えることも発表された。
それに加えて「UEFAとCONMEBOLは、今後も相互に関心のある他の問題について協力していくことに強い意志を示した」とも発表。最近では、国際サッカー連盟(FIFA)が提唱するワールドカップ(W杯)の隔年開催案にどちらの連盟も反対を表明しているが、サッカー界における“トップ2”とも言える欧州と南米がより協力関係を強めることも背景にありそうだ。
かつてクラブチームでは、欧州王者と南米王者が年に1回、東京で開催されたトヨタカップで対戦し、多くの歴史を作ってきた。4年に1回のペースになるとはいえ、欧州と南米の王者が代表レベルで戦うゲームは、サッカー界のイベントとして定着していくことになるのだろうか。
(FOOTBALL ZONE編集部)
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