メッシの“華麗ミドル”に恩師ペップも脱帽 90分間封じるのは「不可能と分かっていた」
CLシティ戦で待望のPSG初ゴール
マンチェスター・シティは現地時間28日にUEFAチャンピオンズリーグ(CL)グループステージ第2節でパリ・サンジェルマンと(PSG)と敵地で対戦し、アルゼンチン代表FWリオネル・メッシのPSG移籍後初ゴールなどで0-2と敗れた。シティを率いるジョゼップ・グアルディオラ監督は「レオを90分間コントロールし続けるのは不可能だと分かっていた」と、かつての教え子の鮮やかな一撃に脱帽した。英衛星放送「スカイ・スポーツ」が報じている。
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PSGの本拠地パルク・デ・プランスで行われた一戦。ホームチームは負傷でベンチスタートの予想もあったメッシがスタメンに名を連ね、ブラジル代表FWネイマールとフランス代表FWキリアン・ムバッペとの“MNMトリオ”揃い踏みでシティを迎え撃った。対するシティはチェルシーを下したチェルシー戦からスタメンを2人変更。3トップの中央にイングランド代表FWラヒーム・スターリング、右サイドにアルジェリア代表FWリヤド・マフレズが起用された。
試合が動いたのは前半8分。右サイドを抜け出したムバッペが、グラウンダーのパスで中央へ折り返したところにネイマールが合わせる。シュートは上手く足にヒットしなかったが、流れたボールをMFイドリッサ・ゲイェが拾い、そのまま右足で強烈なシュートをゴール左上隅に叩き込み、ホームのPSGが先制に成功した。
シティはボールを保持して相手陣内に攻め込むことができるものの、中央をしっかり固めてPSGの守備陣を攻略し切ることはできず。シュートを放ってもイタリア代表GKジャンルイジ・ドンナルンマに阻まれた。
すると、後半29分だった。PSGはそれまで存在感が希薄だったメッシが輝きを放つ。カウンターから相手陣内をドリブルで駆け上がったレフティーはムバッペとワンツーでバイタルエリアに入り込むと、ペナルティーアーク付近から左足でシュート。カーブのかかったシュートはシティGKエデルソンでもノーチャンスのゴール右上隅に決まった。加入後4試合目にして待望の初ゴール。メッシもネイマールと抱き合うなど喜びを露わにした。
0-2で敗れたシティは、CLのグループステージでは2018年9月以来約3年ぶりの敗戦となった。グアルディオラ監督は試合後、「最初はPSGに上手く対処をしていたが、レオを90分間コントロールするのは不可能だと分かっていた」とコメント。元教え子のプレーにお手上げといった様子だ。