“10番”モドリッチの起用法にレアル監督言及 「36歳であることを忘れてはならない」
アンチェロッティ監督、ビジャレアル戦の途中交代は「将来的な怪我予防」と説明
今季からスペインの強豪レアル・マドリードに復帰したカルロ・アンチェロッティ監督は、クロアチア代表MFルカ・モドリッチの起用法について「彼が36歳であることを忘れてはならない」と、明確なプランに沿っていると語っている。レアル公式サイトが、UEFAチャンピオンズリーグ(CL)の前日会見の模様を伝えている。
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レアルは28日に予選1回戦から勝ち上がってきたモルドバ王者シェリフ・ティラスポリと対戦するが、質問は先週末のリーグ戦ビジャレアル戦(0-0)についてのものが多かったようだ。そのなかで、0-0の状況で後半28分にモドリッチを交代させた起用法について問われている。
「彼の活躍には満足している。彼は怪我で離脱していたが、力強く戻ってきた。75分に選手を交代させるのは、パフォーマンスが悪いからではなく、フレッシュな選手を加えたかったからだ。ビジャレアル戦では、彼が試合全体の流れを変えてくれた。彼は攻撃的MFの役割を見事に果たし、(相手MF)カプエのプレーを阻止した。私が彼を交代させたのは、彼が36歳であることを忘れてはならないからで、少しでも早く交代させることで、将来的に怪我をしないようにするためだ」
モドリッチは2012年にレアルへ加入し、17年からは「10番」をつけ絶対的な中心選手としてプレーしている。活躍はCL3連覇だけにとどまらず、代表チームでも2018年ロシア・ワールドカップ(W杯)で母国を準優勝に導く大車輪の活躍も見せている。
現代サッカーでも最高峰のセンターハーフとして知られるモドリッチだが、ベテランの域に入っているのも事実だ。アンチェロッティ監督も「10番」をできるだけ多くの試合でプレーさせるためには、時間のコントロールも必要だという考えを持っているようだ。
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(FOOTBALL ZONE編集部)