“MNMトリオ”は「並外れた選手たち」 ペップが警戒「なんでも好きなようにできる」
CLでの対戦を前に、マンC率いるグアルディオラ監督が最大級の警戒
マンチェスター・シティのジョゼップ・グアルディオラ監督が、UEFAチャンピオンズリーグ(CL)第2節で対戦するパリ・サンジェルマン(PSG)の“MNMトリオ”に対し最大級の警戒を示している。英紙「イブニング・スタンダード」が報じた。
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PSGには今夏、グアルディオラ監督の古巣であるバルセロナを退団したアルゼンチン代表FWリオネル・メッシが新加入。ブラジル代表FWネイマールとフランス代表FWキリアン・ムバッペとの“MNMトリオ”には、世界中が関心を寄せる。
指揮官にとって教え子でもあるメッシは左膝の打撲で戦線を離れていたが、PSGを率いるマウリシオ・ポチェッティーノ監督は試合の前日会見で「明日の試合のスカッドには入ると思うが、スターティングイレブンに入れるかどうかはまだ決めていない」とコメント。この大一番に出場する可能性を示唆した。
メッシはPSG加入後いまだ無得点で、新しい環境への適応に苦しんでいると言われる。先週末のリーグ戦ではムバッペが途中交代後にネイマールに対する不満をこぼしたと伝えられるなど、チーム内からは不協和音も聞こえているが、それでもグアルディオラ監督はPSGの3トップに対する警戒を解いていない。スペイン人指揮官は、試合の前日会見で次のように語っている。
「彼らは本当に素晴らしい。どのようにして止めればいいのかは私にも分からない。ボールを持っていない時にしっかりと守り、ボールを持っている時には彼らを走らせなければいけない。彼らは並外れた選手たちで、それは誰もが知っている。彼ら全員がとても優れている。個々も優れているし、コンビネーションもいい。前線の3人はなんでも好きなようにできてしまう。メッシは右でも真ん中でもプレーできるし、ムバッペもワイドでも中央でもプレーできる。あの才能を止めることはできないだろう」
グループステージ屈指の好カードとなるこの試合。PSGの本拠地パルク・デ・プランスで、ペップ率いるプレミアリーグ王者は世界最強のトリデンテの攻撃を防ぎ切ることができるだろうか。
(FOOTBALL ZONE編集部)