「十分ではなかった」 吉田麻也、ユーベ戦惜敗で感じた“対ビッグクラブ”の課題とは?
ユベントス戦で追撃のヘディング弾を決めるも、勝利には手が届かず
イタリア1部サンプドリアは、26日に行われたセリエA第6節ユベントス戦で打ち合いの末に2-3で敗れた。豪快なヘディング弾で意地を見せた日本代表DF吉田麻也は試合後、「もっとアグレッシブにならないといけない」と課題を口にした。
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敵地に乗り込み、良い流れで試合に入ったサンプドリアだが、前半10分にアルゼンチン代表FWパウロ・ディバラにグラウンダーのシュートをねじ込まれて先制を許してしまう。ディバラはその後、左太ももを痛めて途中交代を要求し、涙ながらにピッチをあとにした。
前半43分にイタリア代表DFレオナルド・ボヌッチにPKを決められ、リードを2点に広げられたサンプドリア。直後の同44分、ショートコーナーでのパス交換からMFアントニオ・カンドレーヴァがクロスを上げると、ゴール前で構えていた吉田がイタリア代表DFレオナルド・ボヌッチに競り勝ち、ヘディングシュートでネットを揺らした。
後半12に3点目を奪われたサンプドリアは、ユベントスのスペイン代表FWアルバロ・モラタが負傷交代した後に1点を返したが、あと一歩及ばずに敗戦を喫した。
吉田は試合後、イタリア語で取材に応じて試合を総括。その様子をサンプドリア公式YouTubeチャンネルが伝えている。
「2-3は悪くはないけど、もっとやらないといけない。前半は0-1で終えないといけなかった。でも、少しアンラッキーな形で2ゴール目を奪われた。それから1-2に戻して、後半の最初10分がすごく大事だったけど、3ゴール目を取られて本当に厳しくなった。ナポリやユーベのようなトップチームと対戦する時は、もっとアグレッシブにならないといけない。フィジカル的にもメンタル的にも強くならないといけない。(前節の)ナポリ戦はすごく悪かったなかで、今日は少し良くなったけど十分ではなかった。(次節の)ウディネーゼ戦が国際Aマッチウィーク前ですごく重要になる。僕らはホームだから、アウェーチームにとっても簡単ではないはず。勝ち点3のためにもっとタフに、アグレッシブにならないといけない」
10月3日のセリエA第7節ウディネーゼ戦で、3試合ぶりの勝利を掴みたいところだ。
(FOOTBALL ZONE編集部)