ムバッペは「ネイマールより利己的」 不満吐露の”悪印象”を促進させるデータとは?
ネイマールのプレーに不満を漏らし、アシスト数でもネイマールの約半分と海外指摘
パリ・サンジェルマン(PSG)のフランス代表FWキリアン・ムバッペは、現地時間25日に行われたリーグ・アン第8節モンペリエ戦(2-0)で、同僚のブラジル代表FWネイマールについて、「彼は僕にパスを出さない」とチームメートに愚痴をこぼしていたことが海外メディアで大きく取り上げられた。米テレビ局「CNN」インドネシア版は、「ムバッペはネイマールより利己的」と伝えている。
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25日のモンペリエ戦は、アルゼンチン代表FWリオネル・メッシが負傷離脱で不在の3トップには左右のウイングにネイマールとアルゼンチン代表FWアンヘル・ディ・マリア、中央にムバッペが起用された。
前半14分にセネガル代表MFイドリッサ・ゲイェの強烈なミドルシュートが決まって先制したPSGだったが、その後はなかなか追加点が奪えないまま試合は終盤に。すると後半43分にムバッペがFWマウロ・イカルディ、ディ・マリアがMFユリアン・ドラクスラーと交代。その直後に、ネイマールのアシストからドラクスラーが追加点を決めた。
フランス地元メディア「RMCスポーツ」は、その得点の場面で、ベンチへ下がったムバッペは喜ぶ素振りを見せず、隣りに座っていたゲイェに対して、「彼は僕にパスを出さない」とネイマールに対する不満をこぼしていたと伝えていた。
米テレビ局「CNN」インドネシア版は、「ムバッペはネイマールより利己的」と見出しを打ち、とあるデータを紹介している。記事によれば、2017~2021年までの間、ネイマールがリーグ戦74試合で33アシスト(平均0.45本)を記録したのに対し、ムバッペは115試合で30アシスト(平均0.26本)にとどまるという。
一概にアシスト数だけでは測れないが、今回の一件でムバッペには“わがままキャラ”が定着してしまったようだ。
(FOOTBALL ZONE編集部)