「違う惑星の選手」 名手ランパード、現役時代に最も困難だった相手2人とは?
ロナウドが選外となった理由については「ピーク時に対戦していない」と説明
元イングランド代表MFフランク・ランパード氏は、チェルシーの歴代最多得点者であり、代表シーンを含めて現役時代に様々な対戦相手と戦ってきた。そのなかで、最も困難だった相手について語っている。英スポーツメディア「Sportskeeda」が報じている。
現在、最高の選手について議論をする時、多くの人が話題にするのがアルゼンチン代表FWリオネル・メッシとポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドだ。2人合わせて計11度のバロンドールを受賞している両雄だが、ランパード氏は2人に割って入る存在がいたことを語っている。
2012年に行われたUEFAチャンピオンズリーグ(CL)準決勝で、メッシを擁したバルサと対戦したチェルシーは、元スペイン代表FWフェルナンド・トーレスの試合終盤のゴールもあり、2-2で引き分けた。この試合、メッシはPKを失敗しているが、ランパード氏は彼の名前を外すことはできなかったようだ。
「この2人は外せないね。1人はメッシだ。単純に彼はベストだからね。もう1人は、ロナウジーニョだ。2005年にカンプ・ノウへ行った時、私は初めて別の惑星の選手と対戦したと感じたよ。彼と(サミュエル・)エトーの日だった。でも、特にロナウジーニョの動きだ。私は『ワオ、これは別物だ』と感じたよ」
一方、プレミアリーグでも対戦しているロナウドを選ばなかった理由については、「彼のピークで対戦できなかったからね。マンU時代に対戦したけれど、彼はそこに向かっている時であり、レアル時代には対戦がなかった。そこからとてつもない存在になったけれどね」と説明。「あれだけの試合で活躍し、大舞台の決勝でも素晴らしい結果を残している。でも、本当に対戦する機会がなかったんだ。でも、メッシとは何度も対戦した。ただただ驚異的だったよ」と、メッシの凄さを強調した。
対戦相手にも強烈な印象を与える選手たち。まだ現役のメッシやロナウドは、今後も対戦する選手たちに強烈な印象を与え続けるかもしれない。
(FOOTBALL ZONE編集部)