セルティック古橋“不在”で攻撃力低下 直近4試合で1勝…“低空飛行”に英注目
リーグ戦ここ4試合でわずか1勝、古橋とマクレガー不在の影響を現地指摘
日本代表FW古橋亨梧の所属するセルティックは現地時間26日のスコティッシュ・プレミアシップ第7節ダンディー・ユナイテッド戦で1-1の引き分けに終わった。リーグ戦は直近4試合でわずか1勝と低空飛行が続く状況となっており、英公共放送「BBC」も加入直後から主力選手として活躍した古橋らの不在に着目している。
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スコットランド屈指の名門であるセルティックは2019-20シーズンにリーグ9連覇を達成したが、昨季は宿敵レンジャーズに王座を明け渡した。ニール・レノン前監督がチームを去り、横浜F・マリノス前監督のアンジェ・ポステコグルー監督を新たに招聘した。
しかし、第4節でレンジャーズとのダービーマッチに0-1で敗れるなど、序盤はやや低調な戦いが続いている。レンジャーズ戦以降の4試合の戦績は1勝1分2敗で、セルティックは7節終了時点で首位と6ポイント差の6位に沈んでいる。
ヴィッセル神戸から新加入し、公式戦9試合で7得点を決めていた古橋は代表戦で負った膝の怪我で第5節以降は欠場が続いており、これがチームの攻撃力低下に繋がった。ダンディー戦での引き分け後、BBCはセルティックの現状について次のように伝えている。
「セルティックはキーマンたちをすぐに取り戻すことはできない。行き当たりばったりの戦いのなか、残念なことにカラム・マクレガーのリーダーシップとキョウゴ・フルハシのフィニッシュ力が失われた。前線で(スイス代表FWアルビアン・)アイェティはまたも納得させることはできなかった。このストライカーはキョウゴのような動きをすることは出来ないが、彼に与えられたチャンスの内、少なくとも1つは決めるべきだった」
記事では、対戦相手のパフォーマンスも称えられているが、セルティックにとってはキャプテンのマクレガーと得点源の古橋不在が響いていると指摘されている。
なお、英地元紙「デイリー・レコード」によれば、マクレガーはミッドウィークのUEFAヨーロッパリーグのレバークーゼン戦で復帰する可能性がある。古橋の復帰は10月のインターナショナルウィーク後になると見られ、10月16日のマザーウェル戦が復帰戦になるのではと予想されている。
(FOOTBALL ZONE編集部)