吉田麻也は「誰よりも高く上昇」 イタリア代表DF越しの豪快ヘディング弾を海外称賛

ユベントス戦でゴールを決めたDF吉田麻也【写真:Getty Images】
ユベントス戦でゴールを決めたDF吉田麻也【写真:Getty Images】

イタリア代表DFボヌッチに競り勝ち、追撃のヘディング弾で今季2点目

 イタリア1部サンプドリアの日本代表DF吉田麻也は、26日に行われたセリエA第6節ユベントス戦で前半44分に今季2点目を挙げた。試合は打ち合いの末に2-3で敗れたが、イタリア代表DF相手に決めたヘディング弾を、海外メディアも「誰よりも高く上昇」と報じている。

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 敵地に乗り込み、良い流れで試合に入ったサンプドリアだが、前半10分にアルゼンチン代表FWパウロ・ディバラにグラウンダーのシュートをねじ込まれて先制を許してしまう。ディバラはその後、左太ももを痛めて途中交代を要求し、涙ながらにピッチをあとにした。

 前半43分にイタリア代表DFレオナルド・ボヌッチにPKを決められ、リードを2点に広げられたサンプドリア。そこで意地を見せたのが、吉田だった。直後の前半44分、ショートコーナーでのパス交換からMFアントニオ・カンドレーヴァがクロスを上げると、ゴール前で構えていた吉田がイタリア代表DFレオナルド・ボヌッチに競り勝ち、ヘディングシュートでネットを揺らした。

 米スポーツ専門局「ESPN」ブラジル版は、「サンプドリアのゴール! ヨシダはクロスに誰よりも高く上昇。ユベントス相手に差を詰める」と伝えている。

 後半に3点目を奪われたサンプドリアは、ユベントスのスペイン代表FWアルバロ・モラタが負傷交代した後に1点を返したが、あと一歩及ばずに敗戦。それでも、吉田が9月12日のセリエA第3節インテル戦(2-2)に続いて挙げた今季2点目は、大きなインパクトを残した。

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