「圧倒的フィジカル!」 “鬼滅風ユニ”着用の福岡助っ人FW、相手DF粉砕の一撃に反響
福岡FWフアンマ・デルガド、相手DFファン・ソッコに競り勝ち3戦連続ゴール
アビスパ福岡は25日、J1リーグ第30節でホームにサガン鳥栖を迎えた“九州ダービー”に3-0で快勝した。チームに流れを呼び込んだのは前半41分に生まれたFWフアンマ・デルガドの一撃だったが、相手DFとの競り合いを制した3試合連続のゴールに「圧倒的フィジカル!」など称賛の声が上がっている。
【注目】白熱するJリーグ、一部の試合を無料ライブ配信! 簡単登録ですぐ視聴できる「DAZN Freemium」はここから
前節まで4戦無敗(3勝1分)と調子を上げていた福岡は、本拠地ベスト電器スタジアムに鳥栖を迎えて“九州ダービー”に臨んだ。この日から福岡は、ホームゲーム3試合を「勝負の秋の陣」と銘打ち、市松模様をデザインしたスペシャルユニフォームを着用。発表された当初から、市松模様が人気漫画「鬼滅の刃」の登場人物「竈門炭治郎」が身に纏う着物の柄でもあることから、SNS上などでは「鬼滅ユニ」とも呼ばれていた。
福岡にとってそんな勝負の一戦で、輝きを放ったのが直近2試合で3ゴールを奪っていたFWフアンマ・デルガドだった。前半41分、相手のゴールキックをDF志知孝明がヘディングで跳ね返すと、前線のフアンマが素早く反応。一歩前にいた相手DFファン・ソッコが戻りながらクリアを試みるも、フアンマが体をぶつけてボールを奪取。その勢いのまま右足を振り抜くと、強烈なシュートがゴール左隅に吸い込まれた。
この一撃をスポーツチャンネル「DAZN」公式ツイッターが、「絶好調 #フアンマデルガド 3試合連続ゴール 相手のゴールキックを #志知孝明 が跳ね返すと、抜け出したフアンマが走り勝って見事なシュートを沈めた」と投稿。力強い一撃にファンから「圧倒的フィジカル!」「身体の入れ方完璧」との声が上がるとともに、スペシャルユニフォームを着用していることから「鬼滅のフアンマ」「アビスパ炭治郎ユニ!」というコメントも寄せられた。
5戦無敗とした福岡は、この勝利で暫定8位に浮上。昇格組ながら見事な戦いぶりで、J1での過去最高成績を更新する勢いを見せている。