セビージャ清武のライバルがいきなり出現! レアル下部組織出身の技巧派レフティーを獲得

ヘタフェで昨季7得点の24歳MFサラビア バネガの後釜争いが激化

 日本代表MF清武弘嗣が、ハノーバーからUEFAヨーロッパリーグ(EL)3連覇中の強豪セビージャへの移籍で合意に達したと発表されたが、そのセビージャは同時進行で“清武のライバル”獲得も進めていたようだ。レアル・マドリードの下部組織出身の俊英アタッカーを獲得したと、クラブ公式サイトが報じている。

 セビージャが獲得したのは、今季までヘタフェに所属した24歳のアタッカーであるMFパブロ・サラビアだ。清武と同じく4年契約での加入が決定し、現地時間10日にメディカルチェックも通過したという。サラビアはレアルのカンテラ出身で、2011年に同じマドリードをホームタウンとするヘタフェへと武者修行に出された。

 プロのキャリアをスタートさせた“白い巨人”にこそ戻れなかったものの、サラビアはヘタフェに所属した5シーズンで公式戦145試合15得点とレギュラーとして活躍し続けた。特に今季はチームトップの7得点を挙げるなど、降格の憂き目にあったチームで気を吐いたのは、今季ハノーバーで21試合出場5得点6アシストを記録した清武とも共通する点だ。

 

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