大久保が4年連続二桁ゴール! 川崎が“神奈川ダービー”を制し首位キープ
敵地で横浜に2-0完勝 大久保はJ1通算得点を166ゴールに伸ばす
J1ファーストステージ第15節の横浜FM対川崎が11日に行われ、神奈川勢同士の直接対決はFW大久保嘉人のJ1通算166得点目となるゴールなどで川崎が2-0で勝利。勝ち点を34に伸ばし首位をキープ、注目の「神奈川ダービー」を制してファーストステージ制覇に向けて大きな1勝を手にした。
前半からペースを握ったのはアウェーの川崎だった。前半5分にはFW小林悠の右クロスに飛び込んだFW大久保嘉人がポスト直撃のシュートを放つなど、圧倒的にボール支配して攻め込む。同27分にMFエドゥアルド・ネットがペナルティーエリア手前から強烈な左足のミドルシュートを決めて先制に成功した。
その後も川崎は、横浜FMの日本代表FW齋藤学にカウンターから2度独走を許してチャンスを作られたが、いずれも失点には至らず。1-0のまま迎えた後半34分に、小林がエリア内で倒されてPKを獲得。これを大久保が決めて、リードを2点に広げた。大久保はこれで4年連続となるリーグ戦二桁得点に到達。自らが持つJ1最多得点記録も166に伸ばした。
前節終了時点で3位浦和が、ACLを戦った関係で2試合未消化で暫定とはいえ、川崎は首位の座をしっかりとキープ。悲願のJ1初タイトルへ向けてまい進している。
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サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web
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