リーダーの才覚を備えた“71億円MF” 英独の名主将も感銘「最も成熟した18歳の選手」
イングランドの中盤は向こう15年安泰…フンメルスも絶賛するポテンシャル
そしてもう1人、ヘンダーソンと同じようにベリンガムに感銘を受けているのがドルトムントで同僚のドイツ代表DFマッツ・フンメルスだ。32歳のセンターバックは、かつてベリンガムと同じように10代で台頭したMFマリオ・ゲッツェを引き合いに出し、このように語っている。
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「マリオ・ゲッツェもあれくらいの年齢ですでに立派なフットボーラーだった。でも、ジュードは私が見てきたなかで最も成熟した18歳の選手だよ。彼はすでにリーダーであり、チームで最も声を出す選手の1人なんだ。彼は素晴らしいフットボーラーであると同時に、素晴らしい人間でもある。彼にはもう25回は愛していると言ったと思うよ。彼はトップを目指している。それは間違いないよ」
ヘンダーソンとフンメルス。経験豊富な2人が揃ってベリンガムの年齢を感じさせない成熟と、トッププレーヤーを目指す志の高さについて言及している。プレミアリーグの強豪クラブがこぞって獲得を狙っているとも言われる逸材には、未来のイングランドを背負って立つリーダーとしてのポテンシャルが秘められている。
ベリンガムの存在によってイングランド代表のミッドフィールドは向こう10年、あるいは15年は安泰なのではないか――。同じくドルトムントで株を上げているノルウェー代表FWアーリング・ブラウト・ハーランドほどの派手さはなくとも、それだけの期待を懸けたくなるほどのタレントなのは間違いない。
(FOOTBALL ZONE編集部)
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