長友は「戦うスピリットを伝染させている」 浦和監督、“Jリーグ復帰組”の存在感に言及
ロドリゲス監督がFC東京戦に向けて長友を警戒「重要な存在になっている」
浦和レッズのリカルド・ロドリゲス監督は24日のトレーニング後に定例のオンライン会見を行い、翌日のゲームで対戦するFC東京の日本代表DF長友佑都について「戦う姿勢を見せることでスピリットを伝染させている」と話した。
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浦和は8月14日のサガン鳥栖戦からリーグ戦で6戦無敗、5勝1分と一気に勝ち点を伸ばしてJ1第30節のアウェーゲームでFC東京と戦う。その相手チームで話題を集めるのが、昨シーズン限りでフランス1部マルセイユを退団し、Jリーグ復帰した長友だ。すでに2試合に出場している長友だが、ロドリゲス監督は22日の名古屋グランパス戦を現地視察したうえで、その印象をこう語った。
「彼は高いレベルを維持していて、戦う姿勢を見せることでスピリットを伝染させている。チームにとって重要な存在になっていると感じる。前への展開もあるし、中から、外からといろいろなプレーができる。守備も高いレベルがあり、コンビネーションとクロスに気をつけないといけない。この前の試合はスタジアムで見たが、戦う姿が印象的だった。それがチームに大きなプラスになっている。10人になった時も、彼がリーダーシップを発揮して最後までチームで戦った姿があった」
一方の浦和にも、昨季限りで同じくマルセイユを退団した日本代表DF酒井宏樹が所属する。ロドリゲス監督はこうした選手の存在について「違った国、違ったスタイルを経験して、ビッグプレーヤーと呼ばれる選手とロッカーをともにしてきた選手が加入すれば、他の選手にはリスペクトもあるだろうし、ピッチ上でもパフォーマンスでプラスをもたらしてくれる」と話した。
酒井にとっては18日のセレッソ大阪戦でのMF乾貴士、そして10月2日のヴィッセル神戸戦で予想されるFW大迫勇也やFW武藤嘉紀との「Jリーグ復帰組対決」の第2ラウンドということにもなる。浦和の右サイドとFC東京の左サイドで対面するだろう、欧州トップクラスのクラブで活躍してきた両選手のプレーが注目される。
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(轡田哲朗 / Tetsuro Kutsuwada)