ロナウドが1年半後にマンU監督へ? 元指揮官が予言「100%なる」「賭けてもいい」
シャーウッド氏はロナウドは「引退したらいつでも監督になると思う」と言及
今季からイングランド・プレミアリーグの名門マンチェスター・ユナイテッドに復帰したポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドについて、トッテナムとアストン・ビラで監督経験を持つティム・シャーウッド氏が、「1年半後、彼がユナイテッドの監督になっていることに賭けてもいい」と話している。英紙「メトロ」が報じた。
ロナウドは昨季までイタリア・セリエAの名門ユベントスでプレーし、2003~09年に所属していたユナイテッドに12年ぶりに復帰。そのなかで話題になっていることの一つが、UEFAチャンピオンズリーグ(CL)のヤングボーイズ戦(1-2)で、途中交代後にピッチサイドにまで出てきて指示を出していたことだ。
こうした振る舞いについて、シャーウッド氏は「ロナウドがタッチライン際にいることは問題ないと思うし、オレ(・グンナー・スールシャール監督)もそれを受け入れなければならないだろう。もし彼がロナウドを自分のクラブに連れてくるなら、自分が誰を連れてくるのかを知らなければならない。ロナウドは自分がどのように必要とされているかを理解していますし、もし彼が監督の横に立って指示を出す必要があると感じているのなら、そうさせなければならない」と、好意的な言葉を残した。
そのうえで、シャーウッド氏は「ジョゼ・モウリーニョがまだ指揮を執っている場合はまったく違うのだろうが、そもそもなぜ立って指示を出す必要があると感じているのか、ロナウドに聞いてみる必要もあるだろう」と、違った視点での指摘も行っている。
シャーウッド氏は、ロナウドがピッチ横で「監督のように」振る舞う姿は、2016年の欧州選手権(EURO)決勝、自身が負傷交代した後のフランス戦にも見られた姿だったとし、スールシャール監督がタイトルを獲得することがなければ後継者がロナウドになるのではないかという予想を話している。
「彼は100%監督になる。1年半後、彼がユナイテッドの監督になっていることに賭けてもいい。ロナウドが引退したらいつでも監督になると思うし、自動的に選ばれるだろう。もし、プレミアリーグ、チャンピオンズリーグ、FAカップのどれかを獲得すればスールシャールは仕事を続けられるが、もし何も獲得できなければ、私はそこにロナウド監督が誕生すると思っている。彼は、カルロス・ケイロスのような経験豊富なコーチを連れてくることができるだろう。彼は多くの指導者を知っている。将来的にはロナウドがユナイテッドの監督になることが考えられる」
シャーウッド氏の話す18カ月は、すでに今季がスタートしていることを鑑みれば来季終了時を意味するようにも受け取れる。それであれば、現在36歳のロナウドが2023年6月には38歳になっていることからも、指導者への転身も現実的なラインだろう。その予想通りに、ロナウド監督の誕生は近い将来にやってくるのだろうか。
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(FOOTBALL ZONE編集部)