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カタール移籍のハメス、“秘密条項”を海外紙記者が指摘 「心はすでに別のクラブに…」
PSGからオファーが来た場合は自由に移籍できる条項が存在か
カタール1部アル・ラーヤンへの移籍が発表されたコロンビア代表MFハメス・ロドリゲスには、欧州復帰に対する「秘密条項」が契約に盛り込まれているという。スペイン紙「AS」がマヌ・サインツ記者の独占情報として報じている。
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22日にイングランド・プレミアリーグのエバートンからの完全移籍が発表されたハメスについて、南米アルゼンチンのメディアでは中東行きを決断した理由がエバートンの監督にラファエル・ベニテス氏がやってきたことだと報じた。両者は2015-16シーズンのレアル・マドリード時代に「不愉快な出会いと問題を抱えた歴史を持つ」ため、ベニテス監督は今シーズンを迎えるにあたり、ハメスを完全な構想外の扱いにしたとされていた。
エバートンは夏の移籍市場でハメスの放出を模索。ACミラン、セビージャ、ポルトへの売却を試みたが失敗に終わったとされ、欧州の移籍市場閉幕よりも1カ月猶予があり、9月30日が締め切り日のカタール行きに動くことになった。
一方で、その契約にはフランスの強豪パリ・サンジェルマン(PSG)からのオファーが来た場合は自由に移籍できる条項が契約に盛り込まれているという。PSGはカタール投資庁の子会社がバックにつき、オイルマネーを背景に欧州サッカー界で存在感を放っている。それだけに、カタールとの結びつきが非常に強い。
サインツ記者はPSGにナーセル・アル・ケライフィ会長はハメスのパフォーマンスを注視しているとして、「ハメスの心はすでに別のクラブにある」ともレポートした。カタールでプレーの質を上げてアピールし、冬の移籍市場でPSGに戻るのがハメスの思い描くキャリアプランだとしているが、その思惑通りに事は運ぶのだろうか。
(FOOTBALL ZONE編集部)