バルサ、“高給”コウチーニョを伊クラブへ売却か 「有利な経済条件」で交渉と海外報道
高額年俸に悩むバルサ、伊クラブへの「売り込み」を今冬に“再実施”か
財政難にあるスペインの強豪バルセロナが、今冬の移籍市場で高額年俸のブラジル代表MFフィリペ・コウチーニョを「信じられないほど有利な経済条件」で、イタリアの強豪クラブに期限付き移籍させる可能性が浮上している。イタリアのサッカー専門メディア「カルチョメルカート・コム」が報じた。
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レポートではスペインからの情報として、今夏にアルゼンチン代表FWリオネル・メッシとの契約を断念したように、財政難のバルセロナはコウチーニョの1200万ユーロ(約15億6000万円)とも言われる高額年俸を苦にしているという。
そのため、2018年1月にイングランド・プレミアリーグのリバプールからバルセロナへ1億3500万ユーロ(約176億円)の移籍金で獲得したコウチーニョを、今夏の移籍市場でイタリア・セリエAの名門ユベントスとACミランに対して「売り込み」を実施。しかし、両クラブはバルセロナに対して良い返事をしなかったという。
しかし、来年1月にスタートする冬の移籍市場で、バルセロナは再び両クラブに対して「信じられないほど有利な経済条件」で期限付き移籍の交渉を再開させる可能性があり、両クラブは夏と違う態度をとる可能性があるとされた。
いずれにしてもネックになるのは高額年俸の扱いになりそうだが、どちらかのクラブへの移籍が成立すれば、コウチーニョにとっては欧州でのキャリアをスタートさせたインテル時代(2010年~13年)以来のイタリア復帰になる。果たして、財政難のバルセロナはどのような条件で交渉を持ちかけることになるのだろうか。
(FOOTBALL ZONE編集部)