マジョルカ監督、久保の将来性に太鼓判 「レアルでやるだけのレベルの高さがある」
22日にレンタル元のレアルと対戦するなか、ルイス・ガルシア監督は久保の能力を評価
スペイン1部マジョルカは、現地時間22日に敵地で行われるリーガ・エスパニョーラ第6節でレアル・マドリードと対戦する。日本代表MF久保建英にとっては、保有権を持つクラブとの一戦になるが、ルイス・ガルシア監督は記者会見で「ビッグクラブレベルの選手」と、20歳のレフティーについて触れている。
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2019年6月にレアルと契約した久保は、スペイン初年度はマジョルカへ期限付き移籍。リーグ戦35試合に出場して4得点4アシストを記録するも、チームは2部降格の憂き目に遭った。
翌2020-21シーズンはビジャレアルへ期限付き移籍となり、ウナイ・エメリ監督の下でシーズンをスタート。しかし、UEFAヨーロッパリーグ(EL)要員で、リーグ戦では13試合のうちスタメンは2回のみ。出場機会を求める形でビジャレアルとのレンタルを打ち切り、ヘタフェで武者修行することになった。
3年目は1部に復帰したマジョルカで再び戦うことになった久保。ここまで5試合中4試合でスタメン起用と、ルイス・ガルシア監督の信頼を勝ち取り、22日には保有権を持つレアルとの対戦を迎える。
ルイス・ガルシア監督はレアル戦に向けた記者会見で、「マドリード戦を前にして久保の様子は? 将来的に彼はレアル・マドリードの選手になると思う?」との問いにこのように答えている。
「タケにとっては前節の(古巣)ビジャレアル戦も特別なものだった。マドリードではまだシーズンを過ごし、公式戦をするまでには至っていない。彼にとって出たい試合ではあると思う。でも、そういったものが影響しているようには見えない。彼はとても落ち着いている。
将来については、そうだと思う。彼はビッククラブ(レベル)の選手。今年、彼は我々と一緒に成長するだろうし、彼はビッククラブの選手になると思う。(レアルのブラジル代表FW)ヴィニシウスのケースでは、18歳の時にすべてをやると期待されていたけどね。誰もが(成長の)時間が必要。だから、レアル・マドリードでやるだけの十分すぎるほどのレベルの高さが彼(久保)にはあると見ている」
来シーズン以降のレアルでのプレーを勝ち取るためにも、次のレアル戦は久保にとって重要なアピールの場となりそうだ。
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(FOOTBALL ZONE編集部)