久保建英、パス成功率100%のビジャレアル戦をスペイン紙評価 「ナイスゲーム」

マジョルカの日本代表MF久保建英【写真:Getty Images】
マジョルカの日本代表MF久保建英【写真:Getty Images】

ボールタッチ35回で、パス13本をすべて成功させるなど攻撃を牽引

 マジョルカの日本代表MF久保建英は、19日に行われたホームでのリーガ・エスパニョーラ第5節ビジャレアル戦(0-0)で後半アディショナルタイムまでプレーし、何度もチャンスを作った。スペイン紙「AS」は、「クボがナイスゲーム」とハイライトを伝えている。

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 第2節アラベス戦(1-0)から4試合連続でスタメンとなった久保。右サイドハーフに入り、積極的な仕掛けを見せる。前半アディショナルタイムには、カウンターから右サイドの久保に出て、ドリブルで持ち込んで中央へ折り返すと、フリーのMFダニ・ロドリゲスがペナルティーアーク内側で右足シュート。しかし、これはミートし切れず、ボールは枠を捉えられなかった。

 久保は後半2分にボール奪取からチャンスを呼び込み、同35分には敵陣ペナルティーエリア内でボールをキープして右足シュートを放つもブロックに遭って得点ならず。そして、ダニ・ロドリゲスの決定機同様に、惜しかったのが後半37分の場面だ。

 久保が自陣中央でボールを受けると、相手選手3人に囲まれるなかで、華麗なダブルタッチからダニ・ロドリゲスへ縦パス。右サイドへ展開し、DFジョアン・サストレのクロスをアメリカ代表FWマシュー・ホッペがハーフボレーで合わせてネットを揺らしたが、オフサイド判定でノーゴールとなった。

 後半アディショナルタイムに韓国代表MFイ・ガンインと交代するまで、攻撃を牽引した久保は、データ分析会社「オプタ」の数値を元にデータを展開する「SofaScore」によると、ボールタッチは35回。パス成功率100%(13本中13本成功)、地上戦デュエル勝利数6回(勝率60%)、ドリブル成功3回中2回、インターセプト1、タックル1を記録したという。

 スペイン紙「AS」は、ガーナ代表MFイドリス・ババの満点に次ぐチーム2位タイの評価「2」をつけ、「クボがナイスゲーム」とハイライトを伝えている。好プレーを見せているだけに。本人も早く結果がほしいところだろう。

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