マンUのマネージング・ディレクターが異例のプラン ミッドウィークの中東遠征を検討

「ルイスと今後について注視したい」

 マンチェスター・ユナイテッド(マンU)が今シーズン、チーム強化と収益向上のためにミッドウィークに欧州クラブと親善試合の開催を検討していることが明らかになった。英地元紙「デイリー・メール」が報じている。
 昨季7位に終わり、欧州のカップ戦出場権を持たないマンUは今季収益が昨季比10%ダウンする見込みだという。さらにリーグカップも初戦で敗退しており、年内は、わずかしかミッドウィーク開催の公式戦がない。
 そこで、週の合間に温暖な中東遠征を行い、そこで親善試合を行う異例のプランが浮上している。オイルマネーによる資金調達で損失を補てんし、選手は実戦経験を手にできる一石二鳥のプランだ。
 マンUのマネージング・ディレクターのリチャード・アーノルド氏は、こう語っている。
「それはわれわれが継続的に検討していること。ピッチ上の準備が一番大事なことだが、ここ数年間世界ツアーをわれわれは行ってきた。いろいろなチームが集い大会が開かれる。ルイスと今後について注視していきたい」
 ルイス・ファン・ハール監督も常々欧州のカップ戦に出場できないことを悔やんでおり、高いレベルでの真剣勝負や、実戦における練習効率の高さを主張している。例年の過密日程とは真逆な状態となっているマンUにとっては、チーム強化の名案となるかもしれない。
【了】
サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web

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