アーセナル冨安への「愛の表れ」 アルテタ監督からの”平手打ち”シーンに英注目
バーンリー戦後、ピッチ上で談笑する冨安へアルテタ監督が"愛"の祝福
アーセナルの日本代表DF冨安健洋は、18日に敵地で行われたプレミアリーグ第5節バーンリー戦でフル出場し、1-0の勝利に貢献した。前節のノリッジ・シティ戦(1-0)戦で新天地デビュー後、2試合連続でスタメン出場し安定したパフォーマンスを見せたなか、試合後にミケル・アルテタ監督から受けた祝福シーンに英メディアが注目している。
今夏の移籍マーケットで、イタリアのボローニャから念願のプレミア移籍を果たした冨安は、新天地デビュー戦となった前節(11日)のノリッジ戦で右サイドバックとして先発出場。攻守に積極的なプレーを披露し、アルテタ監督から「非常にポジティブだった」と称えられるなど、上々のアーセナルデビューを飾った。
冨安は今節のバーンリー戦でも、右サイドバックとして2試合連続スタメン出場。イングランド代表DFベン・ホワイト、ブラジル人DFガブリエウ、スコットランド代表DFキーラン・ティアニーとともに最終ラインを形成し、屈強なFWを相手に攻撃をシャットアウトした。英メディア「squawka」によると、空中戦、デュエル勝利数で100%をマークするなど、安定感際立つパフォーマンスが試合後のスタッツからも示されている。
チームはノルウェー代表MFマルティン・ウーデゴールのFK弾により1-0で勝利し、2連勝。フル出場した冨安は2試合連続でのクリーンシートに貢献したなか、英メディア「Football Daily」公式ツイッターは、アルテタ監督から祝福を受けたワンシーンに注目している。
試合後、ピッチ上でガボン代表FWピエール・エメリク・オーバメヤンらと談笑していた冨安。そこへアルテタ監督が笑顔で近寄ると、両手で顔を掴まれた後、左頬へ”平手打ち”を食らうという、監督なりの愛情表現が示されたシーンだった。
この様子が収められた動画を「アーセナルの新右サイドバック冨安健洋に試合後、ミケル・アルテタが感謝の意を表す」と綴って投稿。すると、国内外のファンからは「アルテタさんめっちゃ嬉しそうなの胸アツ」「お気に入り確定」「顔を平手打ちするのは愛の表れだ」「祝福のビンタは嬉しい」「感動」といった声が上がるなど、アーセナルの一員として馴染みつつある冨安の姿が反響を呼んでいた。