アーセナルが2試合連続“ウノ・ゼロ”で連勝 冨安はフル出場でクリーンシートに貢献
前半30分、ウーデゴールの直接FK弾で挙げた1点を守り切る
アーセナルは18日、敵地でのプレミアリーグ第5節バーンリー戦で1-0と勝利。2試合連続でスタメンに名を連ねた日本代表DF冨安健洋は、右サイドバックでフル出場してクリーンシートに貢献した。
冨安のデビュー戦となった前節ノリッジ・シティ戦(1-0)戦で今季初勝利を挙げたアーセナルは、ミケル・アルテタ監督が新加入の冨安を2試合連続で先発起用。そのほかの守備陣はイングランド代表DFベン・ホワイト、ブラジル人DFガブリエウ、スコットランド代表DFキーラン・ティアニーと、ノリッジ戦と同じメンバーを並べた。
右サイドバックに入った冨安は、序盤からクロスに的確に対応。ゴール前に放り込まれても、バーンリーのFWアシュリー・バーンズ、東京五輪でも対戦したニュージーランド代表FWクリス・ウッドの攻撃を封じた。
アーセナルは前半29分、ノルウェー代表MFマルティン・ウーデゴールのパスからFWブカヨ・サカがドリブルで持ち込むと、相手選手のファウルを誘ってFKを獲得。ペナルティーアーク後方からのFKに、ウーデゴールが左足を振り抜くと、シュートは壁の上を越えて鮮やかにネットを揺らし、先制ゴールとなった。
アーセナルは前半39分、ゴール前のバーンズにチャンスを与えたが、冨安とガブリエウが戻ってブロックで阻止。1-0とリードして前半を折り返した。
冨安は後半、途中出場したバーンリーのコートジボワール代表FWマクスウェル・コルネと何度も対峙するも、自由なプレーはさせず。後半23分、ホワイトのバックパスが弱くなったところを狙われ、GKアーロン・ラムズデールが抜け出した相手FWマチェイ・ヴィドラを倒したとして、一度はPKが宣告されたが、VAR介入とオンフィールド・レビューの末にPKは取り消された。
その後、バーンリーの攻勢に遭ったアーセナルだが、全員が体を張った守備を見せて無失点で切り抜け、1-0で勝利。冨安加入後、チームは2連勝となった。
(FOOTBALL ZONE編集部)