CL完敗のバルサ、クーマン監督“解任論”が過熱 後任候補の1人にコンテ浮上

昨季のイタリア・セリエA優勝監督アントニオ・コンテ氏【写真:AP】
昨季のイタリア・セリエA優勝監督アントニオ・コンテ氏【写真:AP】

第1希望はシャビ氏も実績豊富なコンテ氏も候補と伊メディア報道

 UEFAチャンピオンズリーグ(CL)での完敗劇で、にわかに監督解任論も浮上しているスペイン1部バルセロナで、後任候補に昨季のイタリア・セリエA優勝監督アントニオ・コンテ氏が挙がっているという。イタリアのサッカー専門メディア「カルチョメルカート・コム」が報じている。

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 記事ではスペインからの情報として、バルセロナのジョアン・ラポルタ会長がロナルド・クーマン監督の指導力に疑問を呈し、監督交代を模索して強化部とのミーティングを行ったとしている。

 そのうえで、第1希望はクラブOBでもある元スペイン代表MFシャビ氏だが、現在はカタールのアル・サッドを指揮している。以前にもシーズン途中の監督交代時に候補に挙がったが、実現しなかった経緯がある。

 そこで、昨季にインテルを率いてユベントスの連覇を「9」で止めたコンテ氏の名前が候補に挙がっているという。現在、コンテ氏はフリーな状態にある。過去にはイングランド・プレミアリーグのチェルシーや、イタリア代表の監督も務めたことがあり、スペインでの指導経験はない。

 いずれにせよ、クーマン監督が正念場を迎えているのは間違いない模様だ。ラポルタ会長をはじめとする上層部は、早期の監督交代を決断することになるのだろうか。

(FOOTBALL ZONE編集部)



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