レオナルドSD、ムバッペのPSG残留を強調 「彼抜きの未来を想像している者はいない」
来夏の退団が確実視されるも、「彼がクラブを去る姿は見えないよ」と言及
パリ・サンジェルマン(PSG)のフランス代表FWキリアン・ムバッペは今夏、相思相愛となっているレアル・マドリードへの移籍が取り沙汰されていた。最終的にPSGがムバッペを引き留めるも、来夏の退団が確実視されているなか、PSGのスポーツダイレクターを務めるレオナルド氏は、フランスのテレビ局「カナル・プリュス」に対して、来夏以降の残留を強調した。
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PSGとムバッペの契約は、2023年6月まで。そのため、23年1月からは他クラブとの交渉が自由にできる状態になる。今シーズンも公式戦6試合で4得点3アシストと結果を残しているスピードスターは、アルゼンチン代表FWリオネル・メッシが加入したクラブでも、エースとして大きな期待を寄せられ続けている。
ムバッペはレアル移籍を希望しているとされ、PSGから提示された破格の契約延長オファーを拒否し続けている。それでも、レオナルド氏は引き留めに自信を持っているようだ。
「契約延長について? 私たちは、自分たちの目標を変えたことはない。キリアンとPSGの関係性は深い。それ以外のことは考えない。彼抜きの未来を想像している者はいないよ。彼が去ったらどうするか? 彼抜きでのプランを考えたことがない。今シーズンの終了後に、彼がクラブを去る姿は見えないよ。想像さえできないね」
今夏、メッシを獲得したことで、ブラジル代表FWネイマール、メッシ、ムバッペという驚異の攻撃トリオが実現したPSG。UEFAチャンピオンズリーグ(CL)優勝の筆頭候補にも挙げられるほど、充実した戦力を抱えるクラブだが、このまま来季以降もムバッペをとどめておくことはできるだろうか。
(FOOTBALL ZONE編集部)