「駒野にタックルしやす」 フットサル転身の松井大輔、”三ツ沢凱旋”に静かなる野望
J3のYS横浜対今治戦のハーフタイムに登場予定で、盟友DF駒野友一へのタックルを宣言
サッカー元日本代表MF松井大輔はフットサル・Fリーグ1部Y.S.C.C.横浜とプロ契約を結び、フットサル選手に転身した。18日には、サッカーJ3リーグ第19節YS横浜対FC今治戦のハーフタイムにフットサルチームの一員として登場予定で、盟友に対して「タックルしやす」とユーモアたっぷりに宣言している。
現在40歳の松井は、2000年に京都パープルサンガ(当時)でプロデビュー。04年以降は、フランス、ロシア、ブルガリア、ポーランドなど欧州各国クラブを渡り歩いた。日本代表としては国際Aマッチ31試合1得点をマーク。10年の南アフリカ・ワールドカップでは全4試合にスタメン出場し、ベスト16進出に貢献した。
18年からは横浜FCで3シーズンプレー。その後、昨年末からベトナム1部サイゴンFCへ移籍し、Vリーグで7試合に出場していた。サイゴンFCとは今夏に契約終了となり無所属となっていたなか、今月10日にYS横浜フットサルとの契約を発表。サッカー界からフットサル界へ異例の転身を果たした。
松井は、YS横浜のサッカーチームが18日にニッパツ三ツ沢競技場で行うJ3リーグ第19節・今治戦のハーフタイムに、フットサルチームの一員として、前田佳宏監督、キャプテンの宿本諒太とともにピッチに登場予定。横浜FC時代にも本拠地としていた三ツ沢への凱旋となるなか、インスタグラムのストーリー(24時間で自動削除される写真・動画)に「ハーフタイムに駒野にタックルしやす」と綴った。
駒野とは、今治に所属する元日本代表DF駒野友一。同じ1981年生まれのアテネ世代で、2010年の南アフリカ・ワールドカップにもともに出場するなど、日本代表でも共闘した。松井にとっては盟友の1人だが、果たして本当にタックルが実現するのか。エンターテイナー松井の行動に注目が集まる。