C大阪、ACLベスト16で完封負け 乾、大久保らの奮闘実らず…浦項に0-1で敗れる
CKの流れで喫した前半の失点を取り返せず…1点が遠く大会から姿を消す
アジアのクラブ王者を決めるAFCチャンピオンズリーグ(ACL)は、決勝トーナメントがスタート。セレッソ大阪は15日に浦項スティーラーズ(韓国)と対戦し、前半の失点を取り返せず0-1で敗れた。
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セレッソはJ組を4勝2分の無敗で首位突破し、当時のレヴィー・クルピ監督から小菊昭雄監督にスイッチしたチーム状況で試合を迎えた。そして、今夏の移籍期間に日本復帰したMF乾貴士もスタメン出場のピッチに立った。一方の浦項は名古屋グランパスと同じG組を2位通過。新型コロナウイルスの影響で、昨季に続きホーム&アウェーではなく一発勝負になった。
立ち上がりから浦項のピッチを広く使う攻撃で自陣に押し込まれてしまったC大阪は前半25分、相手コーナーキックからニアサイドの競り合いでゴール前にボールが浮いたところをMFイ・スンモに押し込まれて失点。その後も中盤でのボールロストから危険な場面を何度か作られたが、0-1でハーフタイムを迎えた。
後半に入るとセレッソがペナルティーエリア内に切り込む場面も増え始めた。同17分には乾やMF藤田直之がゴール前で立て続けにシュートを放ったが、相手DFのブロックで阻まれた。逆に同19分にはミスから決定機を作られ、GKキム・ジンヒョンがゴールにいない状態からシュートを打たれたものの、DF西尾隆矢がゴールラインでブロックして追加点は免れた。
小菊監督はラスト15分でFW大久保嘉人を投入して同点ゴールを狙う采配に出た。前線が活性化したセレッソは攻撃に迫力こそ増したものの、最後のところで相手を崩しきれず。このまま0-1で敗戦し、大会から姿を消した。
グループステージでは3チームが1位突破した日本勢だったが、14日の結果と合わせて川崎フロンターレとセレッソが敗退し、準々決勝に進出したのは名古屋グランパスのみとなった。
(FOOTBALL ZONE編集部)