「日本の英雄だ」 名古屋助っ人FW、ハットトリック達成の“精密フィニッシュ”に称賛
名古屋のポーランド代表FWシュヴィルツォクがACL16強・大邱FC戦で大暴れ
名古屋グランパスのポーランド代表FWヤクブ・シュヴィルツォクは、14日に行われたAFCチャンピオンズリーグ(ACL)決勝トーナメント1回戦・大邱FC(韓国)戦でハットトリックの活躍を見せ、チームを4-2の勝利に導いた。母国メディアの「日本の英雄」「素晴らしいパフォーマンス」と称賛している。
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シュヴィルツォクは今夏の欧州選手権(EURO)にポーランド代表としても出場し、夏のウインドーで名古屋に加入。日本でのデビューからフル出場はないものの、公式戦で3ゴール中と徐々に状態を上げて、自身にとってのACLデビュー戦に臨んだ。
すると、前半12分には1点ビハインドから同点に追いつく右足シュートを決め、後半には1-2のビハインドから連続2ゴールでハットトリックを達成。とりわけ、自身3点目は圧巻だった。
後半20分、DF吉田豊からの縦パスに反応したシュヴィルツォクは、敵陣左サイド深くへと侵入。このボールに対し相手2人がカバーに入ったものの、めげずにボールを奪いにかかる。DFホン・チョンウンとルーズボールを激しく競り合うと、相手に体を激しくぶつけ、ペナルティーエリア内でボール奪取。シュヴィルツォクはすかさず右足を振り抜くと、鋭いシュートをファーサイドへ突き刺した。
ハットトリックでのACLデビュー戦に、「Polsat Sport」は「ヤクブ・シュヴィルツォクは日本の英雄だ」と絶賛。ポーランドのニュースマガジン「WPROST.pl」も「ACLで素晴らしいパフォーマンス」と称え、ACL公式ツイッターは「精密なフィニッシュ」と決定力の高さを評価していた。
加入後、公式戦8試合で6ゴール。シュヴィルツォクは名古屋に欠かせない戦力となっている。