「彼にとってサッカーは簡単すぎ」 神イブラ、靴ひもがほどけながらの一撃に海外注目
ラツォオ戦の後半21分、スパイクの紐がほどけながらクロスを押し込んでゴール
ACミランのスウェーデン代表FWズラタン・イブラヒモビッチは現地時間12日、セリエA第3節ラツィオ戦(2-0)で約4カ月ぶりに戦列復帰を果たし、出場後わずか6分で今季初ゴールをマークした。得点の瞬間、靴ひもがほどけながら何事もなかったようにネットを揺らす様に、海外メディアは「彼にとってサッカーは簡単すぎる」と言及している。
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39歳のイブラヒモビッチは、故障もありながら2020-21シーズンにセリエAで19試合に出場して15得点2アシストと結果を残し、今年3月には5年ぶりにスウェーデン代表にも復帰を果たした。
欧州選手権(EURO)にも出場予定だったが、現地時間5月9日のセリエA第35節ユベントス戦(3-0)で左膝を負傷。6月18日に関節鏡手術を受けて成功したとミランから発表されていた。
イブラヒモビッチはラツィオ戦で4カ月ぶりの実戦復帰。後半15分にポルトガル人FWラファエル・レオンとの交代で途中出場すると、スタジアムは大歓声に包まれる。そのわずか6分後、カウンターからクロアチア代表FWアンテ・レビッチの左クロスに合わせてゴール前のスペースに走り込み、今季初ゴールでリードを2点に広げた。
米スポーツ専門局「ESPN」のサッカー番組「ESPN FC」公式インスタグラムは、イブラヒモビッチの得点シーンに着目。左右両足のスパイクの靴ひもがほどけながら、きっちりとネットを揺らした39歳について、「ズラタンは靴ひもがほどけながらゴールを決めた。彼にとってサッカーは簡単すぎる」と綴っている。
投稿には、海外ファンから「神にとってはすべてが簡単」「ライオンにはひもが結ばれた靴は必要ない」「彼は髪を結ぶことに完全集中したんだろう」と驚きのコメントが寄せられていた。
自らを「神」と呼ぶイブラヒモビッチにとっては、靴ひもがほどけようと、一度狙いを定めた獲物を仕留めるうえでは影響はないのかもしれない。