かつての世界最強DFカンナバーロ、2度目の中国リーグ指揮官就任

 

中国2部リーグ天津権健が発表 ロシアW杯後のイタリア代表監督の座狙う?

 かつて世界最高DFの称号を得た男が、再び中国で監督としてのキャリアを積むことになった。中国2部リーグの天津権健が、新監督として元イタリア代表DFファビオ・カンナバーロ氏の就任を発表した。

 天津権健は、かつてブラジル代表などを率いていたヴァンデルレイ・ルシェンブルゴ監督が率いていたが、クラブと協議の末に退任が決まったという。そして、カンナバーロ氏が後任になることが発表された。2014年から15年にかけて、元イタリア代表監督マルチェロ・リッピ氏の後任として広州恒大を率いて以来2度目の中国での監督就任になる。

 クラブの公式サイトによると、カンナバーロ氏との契約期間は2年半だが、イタリア代表監督としてオファーを受けた場合には契約を解除できる条項が盛り込まれているという。欧州選手権終了後に退任するアントニオ・コンテ監督の後任はジャンピエロ・ヴェントゥーラ氏に決定したばかりだが、18年ロシア・ワールドカップ後の代表監督の座も視野に入っているのだろうか。

 

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