松井大輔がFリーグ参戦会見、フットサル転身…カズへ報告「面白いんじゃないかと」
YS横浜フットサル入団記者会見を実施、Fリーガーとしての第一歩を踏み出す
Fリーグ1部のY.S.C.C.横浜(YS横浜)は14日、元日本代表MF松井大輔の入団記者会見を実施。フットサルへの転身を決めたことについて、松井は「子供に戻ったようなワクワク感、楽しさをピッチで表現できるんじゃないかと思って決めた」と、経緯を明かした。
現在40歳の松井は、2000年に京都パープルサンガ(当時)でプロデビュー。04年以降は、フランス、ロシア、ブルガリア、ポーランドなど欧州各国クラブを渡り歩いた。日本代表としては国際Aマッチ31試合1得点をマーク。10年の南アフリカ・ワールドカップでは全4試合にスタメン出場し、ベスト16進出に貢献した。
18年からは横浜FCで3シーズンプレー。その後、昨年末からベトナム1部サイゴンFCへ移籍し、Vリーグで7試合に出場していた。サイゴンFCとは今夏に契約終了となり無所属となっていたなか、今月10日にYS横浜フットサルとの契約を発表。サッカー界からフットサル界へ異例の転身を果たした。
Fリーグへ本格参戦するにあたり、松井は「今回、色々とオファーがある中、本当はベトナムでプロ生活を終えようか迷っていましたし、この1年で引退ということも考えた時もあった。そういう中で違う道、違う挑戦がさせてもらえることに感謝したい」と述べた上で、「子供に戻ったようなワクワク感、楽しさをピッチで表現できるんじゃないかと思って決めた」と、フットサル転身への経緯にも触れた。
今回の移籍に際し、横浜FC時代の同僚であるFW三浦知良(横浜FC)へ報告したことも告白。2012年にフットサル日本代表に招集され、同年のフットサルワールドカップ代表メンバーに選出された経験を持つ三浦からは「面白いんじゃないかという話もして下さって、フットサルすごく難しいけど大輔ならできるよと」後押しされたという。
「難しいと思うけど、フットサルを楽しみたいし、フットサル会を盛り上げられたら」と意気込んだ松井。Fリーガーとしての第一歩を踏み出した。
(FOOTBALL ZONE編集部)