“ビースト”林大地、相手2人置き去りの30m爆走ドリブルに反響 「ゴールはほぼハヤシのもの」
前半42分、自陣でボールを奪って敵陣ペナルティーエリア手前まで運び、ゴールを演出
今夏の東京五輪にU-24日本代表の一員として出場したFW林大地は、8月にJ1リーグのサガン鳥栖からベルギー1部シント=トロイデンへ完全移籍した。リーグ戦2試合目の出場となった現地時間13日のリーグ第7節ベールスホット戦(1-0)では、決勝点を呼び込むド迫力のドリブルを見せ、海外メディアも称賛している。
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シント=トロイデンはGKシュミット・ダニエル、DF橋岡大樹、FW鈴木優磨、林と日本人選手4人がスタメン出場。今季初先発の鈴木と2トップを組んだ林は、スコアレスで迎えた前半42分に見せ場を作る。
自陣でボールを奪った林がスピードに乗ったドリブルで相手選手2人を振り切り、敵陣のペナルティーエリア手前まで約30メートルを持ち運ぶ。ベールスホットのベルギー人DFフレデリック・フランスにファウルで突破を阻まれるが、バート・プット主審がアドバンテージを取って流し、こぼれ球に走り込んだベルギー人MFスティーブ・デ・リッダーが右足を一閃。シュートは左ポストに当たってネットインし、これが決勝ゴールとなった。
ベルギー紙「Het Belang van Limburg」は、「デ・リッダー! この美しいゴールは、ほぼダイチ・ハヤシによるものだ。日本人選手は相手2人を置き去りにした」と林のドリブルを称賛。ベルギーメディア「sporza」も、「STVVは効率的だ。ハヤシの巧妙なアクションを経て、デ・リッダーがボールをゴールへ押し込んだ」と得点シーンを伝えた。また、スポーツチャンネル「Eleven Sports」公式インスタグラムも、一連の攻撃を「完璧なカウンターアタック」と評価している。
加入後2試合目の出場で、後半28分までプレーした林。“ビースト”の愛称を彷彿とさせる迫力あるプレーでチームの勝利に貢献し、存在感を示した。