ユナイテッドOB、古巣に“ロナウド活用法”を指南 「クロスボールを上げろ」
ファーディナンド氏はプレミアのDFが「クロスに対する守備が得意ではない」と見解
元イングランド代表DFリオ・ファーディナンド氏は、ポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドのストロングポイントを最大限生かすために、古巣マンチェスター・ユナイテッドにクロスボール多用を提言している。英紙「デイリー・メール」が報じた。
2009年以来となるユナイテッド復帰を果たしたロナウドは、11日のプレミアリーグ第4節ニューカッスル戦(4-1)に先発出場。本拠地オールド・トラッフォードでの“再デビュー”でいきなり2ゴールの活躍でファンを沸かせた。
ユナイテッドOBで、ロナウドとはかつてチームメートだったファーディナンド氏は、自身のYouTubeチャンネルでロナウドの強みを最大限に生かす戦い方を古巣に提案している。
「マン・ユナイテッドの視点で週末の試合から学べることの一つは、クロスボールを上げるということだ。『俺はアグレッシブにボールを欲しがっている。チャンスがあれば、クロスを上げろ』と彼(ロナウド)なら言うだろうね。私は数年前から言ってきたが、この国でプレーするDFはクロスに対する守備が得意ではないからね」
ファーディナンド氏は自身が現役だった頃に比べて、プレミアリーグでプレーするDFのクロス対応の技術が落ちているのではと指摘。ヘディングの強さも備えるロナウドであれば、その隙をついてゴールを奪うこができると確信しているようだ。
「彼ら(ユナイテッド)は選手の長所、クリスティアーノの長所を生かすべきだ。彼は誰よりも上手くアタックできる」
ニューカッスル戦では右足と左足でそれぞれ1ゴールずつを奪ったロナウドだが、ファーディナンド氏はクロスボールからロナウドがゴールを量産する姿に期待しているようだ。
(FOOTBALL ZONE編集部)
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