リバプール18歳MF、悲劇の負傷にも病院で“神対応” ファンの父親感動「本当に素敵」
左足首脱臼の重傷を負ったエリオット、病院で13歳のジェイコブくんに粋なプレゼント
リバプールのU-21イングランド代表MFハービー・エリオットは12日のプレミアリーグ第4節リーズ・ユナイテッド戦(3-0)で左足首脱臼の重傷を負い、手術を受けることが決まった。そんな18歳のヤングスターは、病院でファンへの“神対応”を見せていたようだ。英地元紙「リバプール・エコー」が報じた。
18歳のエリオットはユルゲン・クロップ監督の信頼を掴み、リーズ戦でプレミアリーグ3戦連続先発起用となったが、後半にリーズDFパスカル・ストライクのタックルを受けて足首を負傷。ピッチで治療を受けた後に病院へ救急搬送された。クラブから手術を受けることが発表され、長期離脱が予想されている。
そんなエリオットは試合翌日の12日、病院でリバプールファンの少年に遭遇した。ノースイースト・リーズU-14プマスというクラブでプレーする13歳のジェイコブくんが腕を骨折して病院で検査を受けていると、その隣にエリオットがいたという。
ジェイコブくんの父イムランは、息子とエリオットとのやりとりについて次のように明かしている。
「ハービー・エリオットはジェイコブにフットボールのことや怪我の原因などを聞いてくれました。彼は本当に素敵な人で、息子に良くしてくれた。フットボールに関するアドバイスや怪我との向き合い方について教えてくれました。怪我をしたあと、息子は誰とも話したくないと思っていたかもしれませんが、彼はわざわざ話しかけてくれ、元気づけてくれたんです」
エリオットはジェイコブくんからリバプールファンということを聞きつけ、ユニフォームとスパイクもプレゼントしたという。自身が重傷に苦しむなかでファンに対する真摯な対応を忘れることはなかったようだ。
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