なでしこ仲田歩夢、古巣INACとの開幕戦直前に元同僚の妹分と“偶然の再会”

大宮アルディージャVENTUSでプレーするMF仲田歩夢【写真:井上智博】
大宮アルディージャVENTUSでプレーするMF仲田歩夢【写真:井上智博】

大宮V仲田、昨季まで9年プレーしたINACとの開幕戦前のピッチで伊藤美紀と再会

 日本初の女子プロサッカー「WEリーグ」が9月12日に開幕。新たにチームを立ち上げた大宮アルディージャVENTUS(大宮V)は、INAC神戸レオネッサに0-5で敗れるスタートとなったが、MF仲田歩夢は古巣との試合前、一足先に“後輩”との再会を果たしていた。

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 仲田は2012年、常盤木学園高からなでしこリーグ(日本女子サッカーリーグ)1部INAC神戸に入団。力強いドリブルとパワフルな左足の一撃を武器に存在感を示し、18年シーズンにはリーグ戦全18試合に出場して5ゴールを決めた。しかし、19年は13試合、20年は9試合と徐々に出場機会が減り、今年1月に新たに立ち上がった大宮Vでチャレンジする決断を下した。

 開幕戦はかつての本拠地ノエビアスタジアム神戸でいきなり古巣との対戦。会場入りして芝の状態を確かめるなどピッチをひと回りした際、偶然にもホームのINAC神戸とタイミングが重なり、常盤木学園高の2年後輩で、INAC神戸で7年間共闘したMF伊藤美紀とも試合前に再会。記念撮影をし、少しだけ言葉をかわした。

 試合は仲田、伊藤ともにスタメン出場したが、シュート数が大宮V6本、INAC神戸23本と大差がつくなど、大宮Vは0-5で完敗。仲田は翌13日に自身のインスタグラムに「古巣INACとの対戦、悔しい結果となりましたが、この敗戦を無駄にせず前向きに取り組んでいきます! もっともっとできることがあるはずです。そして、INACのサポーターの皆さん、温かい拍手本当にありがとうございました。久しぶりのノエスタの雰囲気、やっぱりとても良いなって思いました」と思いを綴っていた。

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