「プロリーグになって、周りからの目が変わってくる」

　そのことに清水は「小さい子から大人までたくさんの方が来ていると思った。こういう雰囲気のなかでサッカーができるのは幸せ。そのなかで勝ちにつなげたかった。プロリーグになって、周りからの目が変わってくる。そのなかで結果を求めないといけなくなったのだと思う」と、喜びと悔しさの両方が混ざった言葉を残している。

　実力の確かな両チームの熱戦には、見ている人に訴えかける熱量は間違いなくあっただろう。日本女子サッカーをけん引してきたベレーザは、開幕戦に敗れたとはいえ十分にWEリーグ初代女王候補と呼ばれるに値するチームだと言えるはずだ。