塩越柚歩が華麗な反転から決勝弾! “なでしこ女王”浦和L、開幕戦で強豪ベレーザに2-1逆転勝利

浦和レッズレディースMF塩越柚歩【写真:Getty Images】
浦和レッズレディースMF塩越柚歩【写真:Getty Images】

WEリーグ開幕戦の最大の注目カード、浦和Lが菅澤と塩越のゴールで白星発進

 日本女子サッカー初のプロサッカーリーグ、WEリーグの開幕戦が12日に各地で行われ、味の素フィールド西が丘で行われた日テレ・東京ヴェルディベレーザと三菱重工浦和レッズレディースの一戦は、MF塩越柚歩の決勝ゴールで浦和が2-1の勝利を収めた。

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 昨季のアマチュア最高峰だったなでしこリーグを制した浦和と、日本女子サッカーの歴史を作ってきた強豪ベレーザの、初代女王候補の呼び声も高い注目カードになった。今夏の東京五輪のなでしこジャパン(日本女子代表)にはベレーザから6人、浦和から4人が選出されただけに、この日の開幕5カードの中でも目玉と言える一戦になった。

 序盤は両チームが激しくゴール前に迫る展開になったが、徐々にベレーザが浦和の最終ラインを突破する形を多く作るようになった。浦和の日本女子代表GK池田咲紀子がファインセーブを連発する中で前半33分、ベレーザは背後に抜け出したFW小林里歌子のラストパスをFW植木理子が押し込んで先制。1-0のリードでハーフタイムに突入した。

 浦和は後半の頭から、日本女子代表FW菅澤優衣香を投入。すると前線にポイントができた浦和がボールキープを成功させ攻撃に厚みが出た。そして後半4分、右サイドから抜け出して突破に成功したFW安藤梢がゴール前を横切る速いラストパスを送ると、菅澤が飛び込んで浦和が1-1の同点に追いついた。

 その後も局面、局面での激しいボールの奪い合いもあり、背後を取る切れ味もありと両チームが熱戦を繰り広げた。そして同43分、ゴール前のこぼれ球をつないだ浦和は、日本女子代表MF塩越柚歩が鮮やかなミドルを決めて決勝ゴール。2-1の勝利で記念すべき一戦を飾った。

(FOOTBALL ZONE編集部)



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