INAC神戸、怒涛の5ゴールでWEリーグ白星発進 大宮Vに圧勝…髙瀬、17歳浜野が2得点
WEリーグ開幕戦で大宮Vと対戦、髙瀬の記念すべき第一号を皮切りにゴールラッシュ
日本女子サッカー初のプロサッカーリーグ「WEリーグ」が12日に開幕し、10時キックオフのINAC神戸レオネッサ対大宮アルディージャVENTUSの一戦は、ホームのI神戸がFW髙瀬愛美、17歳FW浜野まいかがそれぞれ2ゴールを挙げるなど5-0と圧勝。なでしこリーグ時代に3連覇を果たすなど、数々のタイトルの勝ち取ってきた強豪が開幕白星スタートを切った。
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I神戸は黄金期を築いた星川敬監督が復帰し、大宮Vは元なでしこジャパン監督の佐々木則夫氏を総監督に迎えて開幕に臨んだ。試合は前半4分、I神戸が先制に成功。右サイドから攻め込むと味方シュートのこぼれ球に髙瀬が反応。相手DFのブロックを冷静に見極めて押し込み、記念すべきWEリーグ最初の得点者として名前を刻んだ。
勢いに乗るI神戸はさらに同12分、MF中島依美が大きく左サイドへ振ったボールをペナルティーエリア(PA)内でMF杉田妃和が受けると、折り返しを浜野が詰めて追加点を奪取。これで完全にペースを握ると同41分には、敵陣左サイドを崩した流れからMF阪口萌乃のクロスがオウンゴールを誘発し加点し、その3分後には杉田の左クロスを浜野が頭で合わせリードを4点に広げてハーフタイムを迎えた。
後半も試合の形勢は変わらない。同7分、敵陣PA左へ侵入した杉田がクロスバー直撃のシュートを放つなど、攻め手を緩めなかったI神戸は同12分、阪口の縦パスに抜け出した髙瀬が冷静にシュートを決めリードを5点に広げると、その後もペースを掌握。相手の反撃を無失点に抑え、WEリーグ発足と当時に誕生した大宮Vに対し、貫禄の勝利を収めた。
(FOOTBALL ZONE編集部)