カリアリ戦退場の長友に伊紙がいずれも単独最低点 「愚かなオスカー賞」「主将として大失敗」

 

コリエレ紙は“落第点”の「3点」

 

 インテルDF長友佑都が28日のカリアリ戦前半27分に退場処分となり、イタリア三大スポーツ紙で満場一致の単独最低点を付けられている。キャプテンの大役を任された長友の離脱により、インテルも最下位カリアリに1-4で惨敗した。

 ガゼッタ・デロ・スポルト紙は「27分間に2回のイエロー。(FWマルコ)サウに抜かれた。ゼーマン監督に敬意を表すると、11人対11人でもインテルは負けたかもしれない。だが、これほど屈辱は受けなかった」と評し、長友の早過ぎる退場が大敗の呼び水となったと分析している。評価は4点だった。

 長友がこの試合で放ったシュートは1本。パスは11本中10本が成功し、ボール奪取に2度成功したデータが紹介されている。

 一方、コリエレ・デロ・スポルト紙は長友に3点と落第点を与えている。「主将として大失敗だった」と重責を全うできなかったと批判している。

 トゥット・スポルトは3・5点。寸評は辛辣を極めた。

「日曜日の愚かなプレーのオスカー賞を与える。2回のイエローは厳しかった。しかし彼は本当に純真無垢。負けた責任を感じた上で、スタジアムを笑顔で去った。キャプテン、脱帽」と酷評している。

 キャプテンマークを任される栄誉には、重責がつきまとう。ダイナモはプレーで挽回するしかない。

【了】

サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web

 

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