「素敵な演出」 鮫島彩、WEリーグ開幕で「ガラスの壁」をぶち壊す瞬間映像に反響
壊した壁のガラスの破片は「新しい可能性の象徴」としてWEリーグトロフィーへ
日本初の女子プロサッカー「WEリーグ」が9月12日に開幕する。11チームが初代女王の座を懸け、ホーム&アウェー方式による総当たりのリーグ戦(全22節)に臨むなか、大宮アルディージャVENTUS(大宮V)は、敵地でINAC神戸レオネッサと対戦。いきなり古巣と戦うDF鮫島彩は、自身の公式ツイッターで「WEリーグトロフィー『ガラスの天井を壊す』」と綴り、一本の動画を公開している。
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2011年の女子ワールドカップで世界一に輝いたなでしこジャパン(日本女子代表)の一員である鮫島は、長きにわたって女子サッカー界を牽引してきた。2015年からINAC神戸レオネッサでプレーしてきたが、今年1月に大宮Vへの移籍を決断した。
東京五輪のなでしこジャパンのメンバーから外れ、来たるWEリーグ初年度に備えてきたなか、ついに12日に開幕節INAC神戸戦を迎える。
11日には、「WEリーグトロフィー『ガラスの天井を壊す』」と綴ってツイッターを更新。これはWEリーグ公式YouTubeチャンネルにアップされた動画の一部で、「ジェンダー平等」「多様性社会の実現」を目標に掲げているWEリーグは、この長年続いた価値観を壊し、「未来の可能性の象徴」「エンパワーメント」を象徴する新しいトロフィーを作ることを伝えた内容となっている。
完全版の動画では、岡島喜久子WEリーグチェア、ちふれASエルゲン埼玉の元なでしこジャパンFW荒川恵理子、鮫島、INAC神戸レオネッサのFW田中美南がボールを蹴ってガラスの壁を壊わしており、今回の投稿では鮫島のシーンがピックアップ。鮫島は「プレーする環境」という壁に挑んでいる。ファンからは、「鮫ちゃんかっこいい」「素敵な演出」といった声が上がっていた。