浦和が横浜FCに2-0勝利 5戦無敗で3位争いへ貴重な勝ち点3を獲得
前半34分に汰木が先制点、後半終了間際に大久保がプロ初ゴールで追加点
浦和レッズは11日、敵地で行われたJ1リーグ第28節・横浜FC戦に2-0で勝利。直近のリーグ5戦無敗とし、3位争いに貴重な勝ち点3を得た。
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浦和は、2日のカタール・ワールドカップ(W杯)アジア最終予選後に疲労を考慮して離脱した日本代表DF酒井宏樹がスタメン出場。ルヴァンカップ準々決勝の川崎フロンターレ戦と同様にMF小泉佳穂とMF江坂任が前線に並び、FWキャスパー・ユンカーはベンチスタートになった。
すると開始直後の前半2分、浦和のコーナーキックをファーサイドでDF岩波拓也が頭で折り返すと、酒井が右足ボレー。強烈なシュートはクロスバー直撃でゴールとはならなかったが、いきなり見せ場を作った。
その後も全体的にボールを安定させて攻め込んでいった浦和は前半34分、右サイドに流れた小泉が左足で上げたクロスにMF汰木康也がヘディングで合わせ、浦和が先制ゴール。1-0とリードしてハーフタイムに突入した。
浦和のリカルド・ロドリゲス監督は、8月に右頬骨の骨折があってから装着していたフェイスガードの取れたユンカーを後半開始から投入。立ち上がりの時間帯に押し込んでコーナーキックを連続して獲得しゴール迫ったものの追加点が奪えず、試合は膠着した。
横浜FCはFWジャーメイン良を投入するなどして打開を図ったが、浦和の最終ラインを突破する形ができずに時間が流れた。ゴール前の場面が少ない試合展開のまま、ロドリゲス監督はラスト5分を切ってDF槙野智章を投入して5バックにすると、相手セットプレーを守ったところからのカウンターで途中出場のMF大久保智明がプロ初ゴール。2-0にリードを広げて勝利した。
浦和はこれで8月14日のリーグ第24節サガン鳥栖戦(2-1)から4勝1分の無敗で一気に勝ち点を積み上げ、来季のAFCチャンピオンズリーグ(ACL)出場権の得られる3位以内確保に前進した。
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(FOOTBALL ZONE編集部)