ルーニーは古巣について「ついにタイトルを狙えるところに来た」と言及

　ポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドは、今夏マンチェスター・ユナイテッドに12年ぶりに復帰した。かつてユナイテッドでチームメートだった元イングランド代表FWウェイン・ルーニー氏も、英雄の帰還について語っている。英紙「デイリー・ミラー」が報じた。

　ロナウドのマンチェスター・シティ移籍が噂された際も、「ユナイテッドへの忠誠心から、それは実現しないと思う」と話していたルーニー氏。その予想通り、ロナウドはシティではなく、ユナイテッドへの復帰を選択した。

　かつて5シーズンにわたってロナウドとプレーしたルーニー氏だが、「7番」の“再デビュー”の可能性がある現地時間11日のニューカッスル戦は、「土曜日はちょうどオフなんだ。でも、2人の息子たちの試合があって、私は送迎しないといけない。ちょうどタクシーの運転手になっているよ」と、見られないことを明かした。それでも、ロナウドの復帰については、思うことが多くあるようだ。

「当然、私はユナイテッドを追っているよ。彼らが上手くいくことを期待しているし、クリスティアーノの復帰は素晴らしいと思う。彼のメンタリティーは、特に若い選手たちの刺激になるだろう。だからこそ、素晴らしい補強だと思う」と、ストイックなことで知られるロナウドの加入が、チームに好影響を与えることを予想した。

　過去5度のバロンドールを受賞したポルトガル人が、ピッチ外だけでなく、ピッチ内でも活躍を見せるだろうという見解を述べている。

「フィジカルに特徴のあるリーグだからね。でも、彼はそのことを知っている。かつてプレーした経験があるからね。準備はできているだろうし、ユナイテッドのために再びゴールを量産してくれるはずだ。ユナイテッドは、ついにタイトルを狙えるところに来たと思う。むしろ、今年は取らないといけないと思っているんだ。クリスティアーノは、重要な選手になるし、シーズン中に輝くだろうし、多くのゴールを挙げると確信しているよ」

　スペイン、イタリア、イングランドという3つのリーグすべてで得点王になるという史上初の偉業を成し遂げているロナウドは、今シーズンのプレミアリーグで何ゴールを挙げるだろうか。
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