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「本当に感動!」 中国代表FW、ピッチ外で感じた日本との“差”が話題「ほぼ全選手が…」
FWウー・レイ、試合後にドーハ空港で日本の“欧州組”の一団と遭遇したことを報告
日本代表は現地時間7日、カタール・ワールドカップ(W杯)アジア最終予選第2節の中国代表戦に臨み、前半40分にFW大迫勇也が決めた1点を守り切り1-0で勝利した。コロナ禍の影響により中立地カタールのドーハ開催となった“アウェーゲーム”は、スコアこそ最少得点差だったものの、日本が圧倒的に試合を支配する展開で、中国の枠内シュートが「0本」だったことも話題を呼んでいる。そうしたなか、中国代表で唯一の欧州組であるFWウー・レイ(エスパニョール)が、日中の差を痛感したことが話題を呼んでいる。
W杯アジア最終予選の初戦でオマーンに0-1とまさかの敗戦を喫した日本は、中東カタールへと移動し、中国との異例の“アウェーゲーム”に臨んだ。中国はオーストラリアとの第1戦も、同じドーハのハリーファ国際スタジアムで戦い0-3と完敗したものの、移動なしで長期間にわたってトレーニングを積んでおり、不気味な雰囲気を漂わせていた。
だがフタを開けてみれば、スコアこそ最少得点差だったものの両国の“差”を感じる結果に。リー・ティエ監督が採用したのは超守備的な5-3-2システムで、特に前半の中国は自陣に引きこもり積極的にボールを奪いにいくこともしなかった。アジアサッカー連盟(AFC)公式サイトのデータによれば、この一戦のボール支配率は日本の70.1%に対して中国はわずか29.9%。シュート数も日本の18本に対して中国は3本のみで、枠内シュートに至っては0本だった。
この結果を受けて、現地メディアでは様々な声が上がっているが、中国のスポーツ紙「タイタン・スポーツ」はウー・レイが自身のウェイボー(中国版ツイッター)に投稿した内容に注目。ウー・レイは日本戦後エスパニョールへと戻ったが、ドーハの空港で同じく所属クラブに戻る日本代表の欧州組と一緒になったことを、写真付きで次のように紹介している
「私のそばでは、日本代表のほぼすべての選手がヨーロッパのそれぞれのクラブに戻る準備をしている。本当に感動した! 私たちとアジアトップチームとの差は非常に大きい。その差を直視しよう! 日々を無駄にしないで!」
写真には空港のチェックインカウンターに並ぶ日本代表の選手たちの後ろ姿が写っている。今回の中国戦の日本代表メンバーでは、23人中16人が欧州組。ウー・レイが直面した“1人対16人”の差について、「タイタン・スポーツ」は「フィールド上の差は、0得点と(枠内)シュート0本でアジアの強力なチームと向き合っている恥ずかしさであり、両国の差はフィールド外でも明らかだ」と伝えており、敗戦という結果とともに日本との差を改めて感じたようだ。
(FOOTBALL ZONE編集部)