「手堅いだけの采配は見るに耐えない」 英記者、中国戦を採点…森保監督に最低タイ評価
決定機を生み出した久保を称賛、途中出場の原口、鎌田は厳しい評価
【MF】
■柴崎 岳(レガネス) 5点
失望のオマーン戦よりも一定の向上を見せたが、パスミスも散見。2018年W杯での自身のレベルに残念ながら達していない。
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■遠藤 航(シュツットガルト) 6点
豊富な運動量でボールを回収する堅実な動き。終盤で久保が起点となった絶好機で追加点を決めることができず。
■伊東純也(ヘンク) 6点
持ち前のスピードで中国守備陣に深刻な問題を突きつけた。大迫のゴールへのクロスも秀逸だったが、レギュラーの座を確保するには冷静さが必要。
■鎌田大地(フランクフルト) 5点
途中出場で試合への影響はほぼ皆無。久保が輝いていた中央での投入に疑問。
■久保建英(マジョルカ) 7点
オマーン戦で日本代表に欠けていたものが久保。タイトなスペースでボールを受ける能力、ワンツーなど高い技術で決定機を常に生み出した。
■古橋亨梧(セルティック) 6点
古橋はいまだ日本に最高のフォームを示していない。ひたすら自陣を固めた中国相手に本来のスピードは重要性を示さなかったが、不運な故障で交代するまで、相手守備陣を疲弊させた。
■原口元気(ウニオン・ベルリン) 5点
古橋の代わりに後半登場したが、前半と対照的にポゼッションに苦しんだチームの助けにならず。それでもオマーン戦よりはまともなプレー。
マイケル・チャーチ
アジアサッカーを幅広くカバーし、25年以上ジャーナリストとして活動する英国人ジャーナリスト。アジアサッカー連盟の機関紙「フットボール・アジア」の編集長やPAスポーツ通信のアジア支局長を務め、ワールドカップ6大会連続で取材。日本代表や日本サッカー界の動向も長年追っている。現在はコラムニストとしても執筆。