インザーギ監督が本田のCKを称賛も前後半の違いに苦言 「素晴らしい前半を再確認して進んでいきたい」

「前半は美しいゲームをした」

 ACミランのフィリッポ・インザーギ監督は、28日のチェゼーナ戦で1-1の引き分けに終わった試合後、前半19分に同点弾をアシストした日本代表MF本田圭佑のCKを高く評価した。
 ロッソネロのミステルはこう試合を振り返った。
「前半はとても満足している、素晴らしい試合をした。クロスもたくさんあげて、CKも良かった。最高に美しいゲームをした」
 1点リードされた前半19分の右CK。本田が左足で上げると、元フランス代表DFアディル・ラミがヘディングで合わせてネットを揺らした。コーナーキックでは今季ゴールを演出できていなかった本田だが、今季2アシスト目を記録。指揮官もそれをたたえた。
 背番号「10」は、今季開幕からリーグ5試合で3得点2アシストと結果を出し続ける。だが、本田はDFサパタが退場処分となった影響で、後半30分に交代となった。
 インザーギ監督は、後半のゲームマネジメントを悔やんだ。
「勝利を挙げられる可能性もあったが、後半チームは間延びしてしまっていた。(退場処分で)10人になって負けるリスクもあった。素晴らしい前半をもう一度再確認して、この道を続けて進んでいきたいと思う」
 指揮官はドローにも前を向いていた。復活へとひた走るミランには、まだまだ成長の余地がありそうだ。

【了】
サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web

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