「チャレンジ精神を見せてくれた」 森保監督が選手を称賛、中国戦勝利で「一歩前進」
初戦に敗れて迎えた第2戦、大迫のゴールを守り切り1-0勝利で今予選初白星
森保一監督の率いる日本代表は現時間7日、カタール・ワールドカップ(W杯)アジア最終予選の第2節で中国代表と対戦。カタールのドーハで行われた一戦で、日本は1-0の勝利を挙げて、今予選の初勝利を収めた。試合後、森保監督は「しっかりみんなが走って戦い、勝利をつかんだ。チャレンジ精神を見せてくれたと思う」と振り返った。
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初戦でオマーンに0-1で敗れた日本と、オーストラリアに0-3で敗れていた中国。2連敗を避けたい両チームの一戦は、前半に中国が極端に守備を固めたことで、日本が圧倒する。攻めあぐねた日本だが、前半40分にMF伊東純也のクロスからFW大迫勇也がゴールを決めて先制。後半は中国も前に出てきたが、日本がリードを守り抜いて1-0で今予選初勝利を挙げた。
オマーン戦後、修正する時間がほとんどなかったなかで、アウェー扱いのゲームで勝ち点3を挙げた日本。試合直後、森保監督は「リバウンドメンタリティーを見せてくれて、この中国戦に向けて気持ちを切り替えてくれて、良い準備をしてくれました。一人ひとりがしっかり戦う、チームとしてもう一回日本らしく戦っていこうというところで、しっかりみんなが走って戦い、勝利をつかんだ。チャレンジ精神を見せてくれたと思う」と総括した。
これまで中国は4バックで戦っていたが、この試合は5バックで臨んできた。森保監督も「これまで4バックだったので、4バックを想定していました」と話したが、「試合前のいろいろな情報で5バックでくるかもしれないということ。準備していたベースとともに、相手が我々に合わせてきた時に戦術に柔軟に対応してくれた」と、選手たちを評価した。
2試合を終えて勝ち点3という結果になったが、森保監督は「W杯出場に向けて、厳しい戦いはまだまだ続くと思いますが、勝ち点3を取れて一歩前進した。常に厳しい戦いを覚悟して、1試合1試合、最善の準備をしながら粘り強く戦い、チームとして前進していけたらと思います」と、よりチームを強化していくことを誓った。
(FOOTBALL ZONE編集部)