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「切なる祈りが通じた」 レバノン戦欠場のソン・フンミン、スタンドで祈る姿に韓国注目
右ふくらはぎの違和感でレバノン戦を欠場するも、チームは1-0でなんとか勝利
韓国代表のエースであるFWソン・フンミンは、7日に行われたカタール・ワールドカップ(W杯)アジア最終予選のグループA第2節レバノン戦(1-0)を右ふくらはぎの違和感で欠場した。スタンド観戦で同僚たちの戦いを見守った様子に、母国メディアが注目している。
2日の初戦ではホームにイラクを迎え、絶対的エースのFWソン・フンミンらが出場したがゴールを割ることができず、スコアレスドロー。10大会連続のW杯出場に向けて重苦しい雰囲気のなかでのスタートとなった。さらにホーム連戦で勝ち点3獲得が必須のレバノン戦に向けては、ソン・フンミンが右足ふくらはぎの違和感によりメンバー外となる緊急事態。パウロ・ベント監督にとっても難しい状況のなかでレバノン戦を迎えた。
雨が降る水原ワールドカップ競技場で、佐藤隆治主審ら日本の審判団によりキックオフされた一戦。FIFAランキング36位の韓国は、同98位と下位のレバノンに対し前半から主導権を握って、FWファン・ヒチャンやMFイ・ジェソンが攻め込むが、最後の精度を欠いて得点が奪えない。
嫌なムードも漂うなか、後半15分に待望の先制点が生まれる。左サイドを突破したファン・ヒチャンからのグラウンダークロスを、ニアサイドに飛び込んだと途中出場のMFクォン・チャンフンが左足で合わせてゴールネットを揺らした。
韓国のスポーツ・芸能総合サイト「OSEN」は、「スタンドで祈ったソン・フンミン。クォン・チャンフンのゴールに起立で拍手」との見出しで、スタンド観戦となったエースに注目。「ソン・フンミンの切なる祈りが通じた」と、なんとかホームで勝ち切ったことを伝えている。
なお、「OSEN」によれば、精密検査の結果、ソン・フンミンの右ふくらはぎの違和感は軽傷だという。
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