レアルの「銀河系“改造”計画」 来季補強ターゲット候補のスター4人に現地注目
来季新戦力のターゲットを設定、4名の大物選手をリストアップと現地指摘
夏の移籍マーケットは先月末に閉幕したばかりだが、レアル・マドリードが来季に向けて新たな4人の新戦力のターゲットを設定した。スペイン紙「AS」は「銀河系改造計画はまだ続いている」とし、大物スター4選手の名前を挙げた。
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レアルは今夏の移籍市場でパリ・サンジェルマン(PSG)のフランス代表FWキリアン・ムバッペの獲得こそ実現できなかったものの、最終日にはスタッド・レンヌから18歳の逸材MFエドゥアルド・カマヴィンガの獲得を決めた。ムバッペに関する報道一色の中で将来への投資を行った。
そんな夏のマーケットを終えた今、レアルは来シーズンに向けて新たに4人をターゲットに設定したという。フロレンティーノ・ペレス会長は銀河系軍団路線を継続し、さらにチームを前進させようと決意している。今シーズンは全面改修工事中の本拠地サンティアゴ・ベルナベウに約1年半ぶりに観客を入れた試合も行われ、大幅な増収を見込んでいる。
PSGとの契約延長を拒否し、来夏の加入がすでに既定路線ともなっているムバッペが引き続きクラブのトップターゲットであることに変わりはない。そこへさらにドルトムントのノルウェー代表FWアーリング・ブラウト・ハーランド、バイエルン・ミュンヘンのポーランド代表FWロベルト・レバンドフスキ、そしてマンチェスター・ユナイテッドのフランス代表MFポール・ポグバの名前がリストアップされているようだ。全員の獲得を目指すというわけではないが、彼らの状況は常に注視していくようだ。
ハーランドに関しては、PSGとの激しい争奪戦が見込まれる。ハーランドが“白い巨人”でのプレーを希望しており、さらにペレス会長がドルトムントのハンス=ヨアヒム・ヴァツケCEOと良好な関係を築いている点はレアルにとってのアドバンテージだが、PSGは資金力を武器に“ムバッペの後釜”として獲得に全力を注ぐことが予想される。
35歳までに欧州ビッグクラブでの新たな挑戦を望んでいるというレバンドフスキについては、契約最終年を迎える来夏にリーズナブルな価格での獲得が狙えるため、レアルにとっては絶好のターゲットとなる。ただし、あくまでハーランドがPSG移籍を選んだ際のオプションになるようだ。
そして、ポグバはペレス会長が望む“銀河系軍団”のプロフィールにまさしく合致し、これまでも何度も獲得の噂が浮上している選手。フリーエージェントとなる来夏も引き続き補強候補となるようだ。
過去2シーズンは比較的静かなオフシーズンを過ごしたレアルだが、ムバッペ加入を契機に再び大型補強を推し進めることになるのだろうか。
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(FOOTBALL ZONE編集部)