イブラ様の華麗なる“釣り”に全世界がずっこけた! マンU移籍発表予定の会見で「オレ様の将来は…」

7日に爆弾投下を予告も、まさかの展開

 5日の国際親善試合ウェールズ戦後に、カリスマはこう語っていた。

「6月7日に将来について、すべてを明かす。君たちが待ち望んでいた爆弾は6月7日に投下されるということだな。まあ、今夜の遅くくらいからいくつかのニュースは出るのかもしれないが、全てが明らかになるのは6月7日だ。それがどこかって? 素晴らしい場所だ。多くのことが起こるだろうが、その全てで君たちは楽しめるはずだ」

 確かに、イブラヒモビッチの発言に「クラブ」や「チーム」という単語は出てこない。しかし、世界中で最も去就が注目されている男だけに、誰もが来季プレーするクラブを発表するという意味に受け取った。しかし、カリスマFWは自らの去就問題をブランドのプロモーションに利用した。この壮大な“釣り”に全世界が引っ掛かった。

 PSGファンの少年から「戻ってこないのですか?」と質問されると、「選手としてはノーだ」とキッパリ。「マンチェスター・ユナイテッドに移籍するのか?」という男性からの質問に、「お前は記者か? 今オレ様は楽しんでいる。それに飽きたと感じた時、来シーズンにどこでプレーするか発表しようじゃないか」と言い放った。

 7日に決着するはずだったイブラヒモビッチの去就問題は、王様の気まぐれで、まだまだ続くことになった。

【了】

サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

 

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