サラー、リバプールにC・ロナウド以上の高額要求 契約延長の条件は週給7300万円か

リバプールFWモハメド・サラー【写真:AP】
リバプールFWモハメド・サラー【写真:AP】

最初の交渉で、週給3000万円から7300万円の大幅アップを要求と英報道

 リバプールは今夏に積極的な補強は行わなかったものの、次々と中心選手たちが契約延長している。契約期間が残り2年となったエジプト代表FWモハメド・サラーも交渉が行われているが、クラブと間に条件の開きがあるようだ。英ラジオ局「talkSPORT」が報じている。

 2017年にASローマからリバプールに加入したサラーは、1年目にプレミアリーグで32得点を挙げて得点王を獲得。翌18-19シーズンにも22得点で同僚のセネガル代表FWサディオ・マネとの同時受賞で2年連続得点王に輝き、20-21シーズンまで4シーズン連続でチーム内トップのゴール数を記録した。現地時間8月14日に行われたノリッジ・シティ戦(3-0)ではプレミア史上初の5シーズン連続開幕戦ゴールという記録も打ち立てている。

 サラーは現在、週給20万ポンド(約3000万円)とされているが、英紙「デイリー・ミラー」は、「これまでの活躍の見返りとして、サラーは週給50万ポンド(7600万円)を要求」と報じた。今季、マンチェスター・ユナイテッドに復帰したポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドの週給は48万ポンド(約7300万円)とされ、サラーの希望が実現すればプレミアリーグ単独トップとなる見込みだ。

 しかし、元アーセナルのイングランド人FWペリー・グローブス氏は、「彼の功績は高いけれども、週給50万ポンドを得るのは難しいだろう。これが最初の条件提示だからだと思うが、もしクラブに残りたいと思うのであれば、もう少し要求額を下げる必要がある。とはいえ、彼の残してきた数字は突出している。昨シーズン、チームがそれほど良い状態ではなかったのに、彼はリーグ戦だけで22ゴールを記録した。新しい契約が結ばれるべきだが、リバプールは1人の選手に週給50万ポンドを支払うクラブではないだろう」と、見解を述べている。

 これまでにリバプールで206試合に出場して127得点を記録したサラー。今夏、オランダ代表DFヴィルジル・ファン・ダイク、ブラジル代表GKアリソン、スコットランド代表DFアンディ・ロバートソン、イングランド代表MFジョーダン・ヘンダーソンらとの契約を更新してきたクラブは、重要な得点源と契約延長を結べるだろうか。
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(FOOTBALL ZONE編集部)



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